理想の「オフィス環境」を作る為には
会社が成長し、部署が増えると必ず必要になるのが「レイアウト変更」。
その中でもパーテーション施工は、空間の使い勝手と働きやすさを左右する大きな要素です。
今回は、部署増によるレイアウト変更のときに必ず押さえておきたいパーテーション設計の考え方をまとめました。
- 今だけではなく「3年後」を見据える
部署が増えた瞬間は「とりあえず席を増やしたい」が最優先になりがち。
ですが、パーテーションは一度施工すると簡単には変えられません。
特に見ておきたいのは次の3点です。
- 今後の社員数の推移(半年〜3年の範囲)
- 部署同士の関わり方の変化
- 会議室・応接スペースの需要増
短期の課題解決 × 中長期のレイアウト変化
この両方を考えて設計しておくと、後々のコストを抑えられます。
- 部署同士の動線から逆算して仕切る
部署が増えると問題になりやすいのが 動線の渋滞 です。
特に気をつけたいのはここ。
- 来客動線と社員動線が交差する場所
- コピー機や複合機まわり
- 部署間で書類のやり取りが多いポジション
- 営業・設計・管理などで騒音レベルが違うエリア
パーテーションは「壁を作る」ものではなく、
仕事がスムーズになるように空間をデザインする道具 と考えると、配置の質が一気に上がります。
- 音問題は部署増で必ず起きる
部署が増えると空間密度が上がり、音のストレスが急増します。
- 営業部の電話が管理部に響く
- オンライン会議が多い部署の声が気になる
- 来客対応の声が隣の部署に漏れる
この場合は、
- 吸音材入りパネル
などを採用すると、働きやすさが大きく変わります。
- 施工後の「使い勝手」をシミュレーションする
最後のチェックとしておすすめなのが、
1日の動きを想像するシミュレーションです。
- 朝の出社動線
- 来客の流れ
- 社内会議の発生率
- 昼休み・退社時の混雑
- 急な打ち合わせスペースの確保
図面だけで決めず、実際の社員の動きをイメージすると、失敗が激減します。
まとめ
部署が増えてレイアウト変更が必要になるとき、
パーテーションは 「空間を狭めるための壁」ではなく「働きやすさを作る設計パーツ」 です。
- 3年先を見据えて
- 動線から逆算して
- 可変性を持たせ
- 音問題にも先に手を打ち
- 使い勝手をシミュレーションする
この5つを押さえると、後から後悔しないレイアウトを作れます。
パーテーション設置について気になることがあれば、
お気軽に1度ご連絡を下さい。
【あきわ株式会社】
電話番号:0120-114-912
メール:info@akiwa.biz まで